原子力は、ウランの輸入、つまり石油同様、海外資源に頼っている。
実は、ウランは石油より、はるかに埋蔵量が少ない。
これから何年掘れるか、つまり何年で枯渇するかの可採年数は、可採年数=確認資源/生産量 で求める。
よく言われるウランの可採年数85年には、
採掘コスト㎏当り40ドルで掘れる確認資源177トンに、
採掘コスト2倍の80ドル分83トン、
同3倍以上の130ドル分74トンが含まれている。
コスト3倍以上を含めて確認資源は334トンである。
既知資源には可採年数計算に用いる確認資源の他に、
品質の定かでない推定資源がある。
ウラン埋蔵量は、推定資源の採掘コスト3倍以上までををプラスして、547万トンとしている。
更に、自民党時代に使われた1600万トンの埋蔵量の内、実に3分の2に当る1054万トンは、まだ見つかって居ない未知資源だ。
生産量、つまり採掘量は毎年4万トン前後だが実は、これは需要の6割しか満たしていない。まるで足らない。
足らない分は、核弾頭を解体し、軍事転用の民間備蓄を取り崩して賄っている。
で、この足らない生産量を可採年数計算に使う。
この上、原発を増設し、原子炉を海外輸出すれば、
ウラン需給は逼迫し価格も安定しなくなるだろう。
政府機関の発表でも、プルサーマルのMOX燃料で節約できるのは1,2割とされている。
しかも、再処理してMOX燃料を造るより、ウランを輸入した方が安い。
核燃料リサイクルには、高速増殖炉が不可欠なのだが、
もんじゅは、抜き差しならぬ状態でウンともスンとも言わない。
所が更に致命的な事に、仮に、理想どおりに稼動したとして、倍増年数90年。
つまり、核燃料が倍に増えるのに90年も掛かってしまう。とてもサイクルには寄与しないのだ。
つまり、化石燃料よりも埋蔵量が少ない輸入燃料ウランに頼り、
夢というより、幻の増殖炉もんじゅに多額の国税を注ぎ込み、
ウランを輸入した方が安いMOX燃料を造り、更に
原子炉を増設して輸出して、自分で自分の首を絞めようとしていた事になる。
原発は正常に運転しても、確実に死の灰を生成する。
原子炉一基でヒロシマ型原爆、200発分以上の死の灰を持つ。
これが全国54基。
一年でヒロシマ型原爆、1万発分以上の死の灰を生産する事になる。
これ等は、現在原発に地上管理されている。
日本は、既に Dirty Bomb 状態だ。


by kiyomaro
三井環 逮捕時に既に腐ってた…